眠さとだるさが気になる

もしかして妊娠しているかも

眠さが襲ってくる
当時私は実家の物販関係の仕事をしていて、中小企業ですのでかなり景気が悪いなかで四苦八苦しながら働いていました。 毎日の仕事の流れは、朝10時に仕事を始めて、商品陳列やレイアウト、POPを書いたり仕入れをしたり…お客様が来られたらもちろんレジで接客し、車までお買い上げのお荷物を運んで…。

扱っている商品はビン類や重いものばかり…それでも一生懸命売り上げが伸びるように考えながら毎日頑張っていました。 仕事が終るのは夜8時…お店を閉めてからは家に直行するのではなく、仕入れを数軒回ってから、帰ると9時を回っていました。

こういった生活がずっと続いていましたが、カラダだけはとても元気でしたので、大体一日寝ればまた朝から元気に動くことができていましたが…。 そんなある時、時期で言うと冬が終りかけて少し暖かくなってきた頃、とても朝目覚めにくくなってしまいました。

仕事から帰っても、ごはんを作るより寝てしまいたい…朝になっても起きたくない、起きられない。仕事がありますので何とか起きるのですが、とにかくずっと眠さが続くのです。 時期的には冬場から春になる頃ですから、まあよくあることで、春眠なんとやらかな…と思っていたのですが、それでもこの時の眠さは異常でした。

仕事先でも、お昼ごはんを食べたら本当にボーっとして、横になりたい気分なのです。 しかしそんなことをしたらきっと、寝入ってしまうだろうと思い、何とか仕事に戻る毎日でした。 仕事以外にも実はさらにアルバイトもしていましたので、それを考えると過剰労働でよっぽど疲れているのかな…と自分では考えていましたが、突然極端な眠さが何日も続いたのであきらかに日常の労働によるものではなかったんですね。

このだるさはなんなのか
日ごろから力仕事や重い荷物を運んだりといった仕事をしながら、実はその物販の仕事では給与が思うように出ない状態にまでなっていましたので、この時まで3年もの間、週に2~3回、本業で立ちっぱなしの仕事を10時間した後に、ラウンジでアルバイトもしていました。

ラウンジの方は、お客様の入りによっては2時間ほどで帰る日もありましたが、長くいらっしゃる場合には家につくのが深夜の2時になることも。 こういったことを考えると、元々寝不足といえる状態でもありましたので、とにかく眠いといった状況も起こりえる生活でした。

しかしこの異常な眠さとともに訪れたのは、体全体を覆うようなだるさなんです。 風邪などでしんどい…といったようなだるさとはまた違った、何となく体全体が暖かいような、だるいような感覚。

とにかく眠さとだるさが半端なく、毎日の仕事の日は何とか気を張って耐えていましたが、仕事が休みの日には、どこにも出かける気が起きず、眠気とだるさに任せて眠り続けてしまいました。 ほとんど家にいる間眠ってしまい、気がついたら夕方になっていて、何とか家事をしなければ…と思いながらもあまり動く気がしない…。

まあいつも仕事が大変だし働きすぎているのかもと思い、たまの休みくらいゆっくりしてもバチは当たらないだろうと考えていました。 風邪など病気の兆候であれば、自分でも自覚できますので病院に行ってお薬でも貰うのですが、その風邪などの感覚とは全く別の感じでしたので、あとで考えるとすぐに気付いてもいいくらい、いつもとは全く違う体調になっていました。

この当時、私の年齢は38歳…。 20代の頃から子供は欲しいと考えてきたものの、その時まで妊娠したことは一度もありませんでした。

10日遅れたということは
眠さとだるさが襲ってくるなか毎日の仕事に明け暮れていたとき、生理がきていないことにすぐに気付きました…。 私の生理周期は以前からとてもリズムがよく、ほぼ毎月28日周期で巡ってきていましたので、これまでも生理が最大に遅れたときでも1週間まででした。

ですのでこの時一週間を過ぎて遅れ、さらにこの異常な眠さとだるさを感じていて、すぐにもしかして…と考えるようになりました。 そう考えながらも毎日の仕事は続きますので、とにかくその疑念を抱きながらも仕事に出かけ、アルバイトがある日はさらに移動して毎日働きました。

はっきりさせるためにも一度早い時期に産婦人科にいかなければならないと考えましたが、むやみに近くの産婦人科に行く気がしませんでしたので、ネットでいろいろと産婦人科を検索しだしました。 今振り返ると妊娠する可能性は極めて高かったとは思いますが、自分自身がこの年齢まで生きてきて一度も妊娠したことがありませんでしたので、どんな風になっていくのかは全く想像できませんでした。

実は、多少の戸惑いはあるものの、年齢的にもほとんど子どもを授かることは諦めていましたので、いろんな気持が複雑に絡み合っていました。 そういったこともありましたので、車で20分ほど離れた場所にある産婦人科に行くことに決めました。

産婦人科へ行く
仕事が毎日朝から晩までありましたので、平日に1日しかないお休みの日に、自分で車を運転して20分ほど走った場所にある、とある産婦人科を訪れました。 産婦人科に行くこと自体、10年ぶり以上のことでした。

以前産婦人科に行ったのは、20代の頃に夏に旅行にいくのに海で泳ぐ予定があるのに生理が来てしまうため、それを調整していただく薬を貰いに行くといったことでした。 この産婦人科もかなり昔から開業されているようで、建物も古めかしく応対してくれた先生もかなり高齢の方でした。

受付の段階で、妊娠しているかもしれませんので、それを確認していただくつもりで来ました、と伝えてました。 すると紙コップを渡されて、尿を取ってトイレの横にある窓のような所においてください、とのことでした。

市販の妊娠検査薬でも尿で判断しますので、何となくどういった意味なのかは分かりましたので、詳しい検査の前にトイレで尿を取り、待合で待つことにしました。 しばらくすると名前を呼ばれましたので診察室へ向かいました。 するとカーテンのような仕切りのある椅子に下着を取って座って、診察を開始。

産道に器具を入れるようで、多少こういった検診の想像はしていましたので何となく言われるままに足を乗せると椅子が上に上がっていきます。 恥ずかしさはあまりないものの、結構無造作に器具を使われますので、最初はかなり痛くて驚いてしまいました。

エコー写真のような白黒のフィルムのようなものも撮り、とりあえず一旦この部屋を出ました。 産婦人科で診ていただく流れは足を開いて検診していただかないといけませんので、洋服はフレアな柔らかいスカートを着ていくほうがいいなと感じました。